2009年12月27日日曜日

twitter bot講習会 12月28日

 明日、12月28日(月)13:00より東京都市大学環境情報学部3号館グループワークルームで、2回目のtwitter bot講習会を行います。1回目に出ていなても、参加可能な内容になっています。

 前回クリスマス前、12月21日に行われたtwitter bot講習会では、学生対象に、話しかければ応答してくれるインターラクティブなbotの作り方のソースをカスタマイズして、自分なりのbotを作るというようなことを行いました。その後、クリスマスあたりにかけて、皆さん楽しんでいただけたでしょうか。
 botを作るための環境構築などに少し手間取りましたが、botのソースの解説はとてもわかりやすかったです。講師の小林さん、アシスタントの谷杉さん、馬場さん、ご苦労様でした。

 明日、12月28日、2回目の講習会では、横浜コミュニティデザイン・ラボの皆様方とxmlで作られたサイトから、特定のキーワードに応じた記事を拾って来て、自動的にtwitterのTLに配信してくれるbotを作るというようなことも行いたいと思います。こうしたbotで、例えば、地域SNSのハマっち!の公開記事をタイトル、ハンドルネーム、記事の一部をtwitterに自動配信してくれるbotを作ることができます。
 こうしたことは、すでにtwitterfeedというサービスを用いて@hamatch_kunでもやっていますが、botを自分で作れるとより柔軟な運用が可能になるでしょう。例えば、特定のキーワード、ハンドルネームなどでフィルタリングして配信ということも可能になります。また、twitterfeedをさらに多様にしたようなサービスを考えることもできるかも知れません。

 より戦略的には、地域SNSをよりオープンにするツールしてtwitter botを位置づけることができると思います。botに限らず地域SNSとtwitterをつなぐためのシステムを考え、構築するといったことは意義があると思います。

 このようにtwitter botを作ることで、PHPの学習にもつながります。自分でPHPでwebプログラミングをしないまでも、ソースをカスタマイズすることで、自分用の実用的なツールを作れますし、おおまかな仕組みもわかります。あるいは、これをきっかけに、自分でPHPを書けるようになる人も出て来ると思います。

 明日、28日は、また、twitter botを使って実用的に何ができるか、作れるかということのブレーンストーミングも行います。横浜コミュニティデザイン・ラボの皆様も来て頂けるので、いろいろなアイディアがひろがりそうです。
 
 関心ある方は、ぜひご参加ください。

 このtwitter bot講習会は、3月13日に予定されているシンポジウム「ソーシャルメディアの現在」に向けた一連の研究会の第二回目として企画されています。

 第一回目の企画は、12月15日に横浜メディア研究会主催で行われた「多様で複雑な活動や人々の社会的つながり方の拡大とソーシャルメディアの展開」勉強会でした。

http://mediken.blogspot.com/2009/12/blog-post.html

このときは、「情報デザイン入門」の渡辺保史さんを招いて、「ソーシャルメディアの現在」における情報デザインのあり方や「学習共同体」「実践共同体」について議論されました。この内容についてはできるだけ早くブログにまとめる予定です。